さて、この説だが・・
魔法先生ネギま!の京都神鳴流およびラブひなの神鳴流を現実に”あるもの”として、
日本の、武士の歴史と比較し、いつごろ成立したのかを考察したものである。
しかし、まだ武士についてしっかり捕らえているわけではなく完全ではない。
またwikipediaによると
剣術の流派の古いものは「京八流、関東七流」と伝えられる。京八流は、源義経を指導したといわれる平安末期の鬼一法眼という陰陽師の8人の弟子に発するという伝説によるが詳細は不明である(鞍馬流、念流、中条流、吉岡流など)。関東七流は、日本神話で葦原中国平定を成功させた経津主神と建御雷神が香取鹿島地方に居ついて以降、神代より香取神宮・鹿島神宮の神職に伝承され、その7家から発するといわれる。そこから新当流、念流、陰流という今日現存する日本の剣術の源流とされる3流派が生じている。新当流は香取神道流など神道流系、念流(開祖は念阿弥慈恩、また慈恩は中条兵庫頭の師であるという)馬庭念流、中条流後一刀流など、陰流は、新陰流(柳生新陰流)系につながる。
神鳴流の技リスト
- 青山素子
- 奥義斬岩剣
- 五行の構えのうちの上段の構えから、剣先に気を集中させて、 一気に振り落とす一撃必殺の技。大岩をも打ち砕く
- 斬鉄剣
- 閃光のごとく、目にもとまらぬ速さで刀を振りまわして周囲の対象物を破壊する技。剣の流れが螺旋状になる
- 秘剣斬空閃
- 気を飛ばし、攻撃する。一種の飛び道具。派生技で斬空剣・改がある。連射や強弱をつけることが可能。
- 斬空閃・改
- 斬光閃の改めらしい
- 秘剣百花繚乱
- 直接あたってもいないのに、花びらが舞うほど(?)強烈な気を放つ。どうやら連射はできぬようだ。
- 神鳴流奥義斬岩剣弐の太刀
- 周囲の気の流れを感じ取りながら、刀を通して己のきを放つ。 前面の人を傷付けずに背後にある障害物を断つ。神鳴流に古くから伝わる大技
- 神鳴流奥義斬魔剣弐の太刀
- 斬岩剣弐ニの太刀と同じように前面の人を傷付けずに背後にある障害物を断つ。退魔師としての究極技。心眼を使う。
- 秘剣風塵乱舞
- 手裏剣技。気を送り込み投げる。割箸でも缶に突き刺す威力がある。
- 神鳴流秘剣五月雨斬り
- 目に見ぬ速さで物を斬キる。見ミた目はすごいが威力はそこそこ。だがこの技を使うにも剣の達人でなければできない
- 秘剣飛燕抜刀霞斬り
- 二刀流ときの奥義。武器を回転させ斬おとす技
- 斬光閃
- 斬空閃や百花繚乱のように気を飛ばす技のよう。
- 竜破斬
- これも気を飛ばす技
- 奥義雷鳴剣
- 初太刀にすべてをかける。上へとび、剣先に気を集中させ、まるで稲妻が落ちたかのように相手を突く技。
- 奥義雷鳴剣弐ニの太刀
- 相手を傷つけず、周の障害物を断つ(破壊する)あとは上と同じ。 取り憑かれた人を傷つけず雷で魔を断つ技でもある。
- 斬空閃弐ニの太刀
- 心眼で相手の気を探り、斬空剣を放つ。これも前面の人を傷付けず背後のもの(服?)を断つ
- 神鳴流裏八式斬空掌散
- 乱打し、気を飛ばす技。柔術。
- 神鳴流裏七八式斬魔掌弐の太刀
- 斬魔剣弐の太刀の素手バージョン
- 神鳴流決戦奥義 真・雷光剣
- 気を最大限に高め、相手を撃つ。すさまじい破壊力を持つ。
- 青山素子流告白剣
- 「妖刀ひな」と景太郎の4年間使い続けてきた怨念のこもったシャーペンとの二刀流。このとき景太郎へ告白する。
- 桜咲
- 月詠
神鳴流について
神鳴流とは?
「無名の暗殺剣で昔京都に出没する魔物・怨霊を調伏するために組織された無敵の戦闘集団」
と説明しています。
(後に冗談だとも言っている)
そして刹那は
「京を守るため組織された掛け値なしの戦闘集団で呪符使いの護衛もする」
といっています。
つまり昔から存在していた戦闘集団ということです。瀬田さんは京の深山に秘して伝わる神鳴る剣といっているところから、周りに知られないように暮らしてきたことがわかります。
成立年代
神鳴流の成立年代は、素子は数百年の歴史…と言っているところから、
数百年とは何年か定かではないが500年前ぐらいではないかと考えられます。
しかし私はもっと古くから存在していると考えている。神鳴流は陰陽師とともに戦うときもあると刹那が説明しているからである。
なので、まず陰陽師がいつごろ現れたのかを研究してみることにした。
陰陽師(呪符使い)の歴史
陰陽師は陰陽道に基づき呪術作法を行う。
陰陽道は6世紀ごろに中国から伝来した。
そして律令制度で(7世紀)中務省の陰陽寮の陰陽博士、それと太宰府に陰陽師をおいた。
平安後期から陰陽寮の頭(長官)は安倍(土御門) 助(次官)は賀茂両氏が世襲、近世には数万の陰陽師が土みかど流を称した。つちみかど家は安倍晴明のしそんで1870年の廃止になるまで家職をつづけた。
剣術の成立年代
神鳴流は数百年の歴史といっているので7世紀はないだろう。ますますわからなくなったので今度は剣術の成立年代について調べて見た。
補足:神鳴流は流とつくので剣術流派だ。ちなみに武士は平安後期に出現。
剣術の流派は室町末頃から発達した。
それを古流剣術と呼び、主に四つの流派がある。
- 中条流
- 室町時代初期に中条兵庫助長秀(?〜1384年)によって創始された武術の流儀。
- 念流
- 太刀筋に一念をこめる極意に達す。
このなかでは神鳴流は念流に近く、また神道流も神鳴流に似ている。
しかし神鳴流はもっと前から存在していると考えられる。
なぜならば陰陽師は室町期には衰退していたからである。
しかし可能性が無くなったわけではない。
二つの仮説だと考えて欲しい
そして先程のべたように神鳴流はもっと前からあったという仮説2について考えたい。
陰陽師の興隆と武士の成立は同じ平安後期であることに注目したい。
ずばりいうとこの頃から陰陽師と神鳴流とは接点があったのではないかということだ。
また神鳴流は自分達のことを戦闘集団とよんでいることから、武士団であると推測できる。
ではなぜ両者は関係をもったのか?…と考えると説明しにくいのでどのようにして関係をもったかを研究していきたい。
まず武士の発達は統率者がいないといけない。分かりやすい例が源氏と平氏であるが、彼らは両方とも皇族の流れをくんでいる。
このように発達する武士団には位の高い統率者が不可欠でした。神鳴流の場合も同じです。陰陽師は平安後期に有名な人物が登場します。安倍晴明です。
彼は藤原道長と接点があったといわれます。そして藤原氏やほかの貴族を保護するのに滝口の武士というのが登場します。
安倍氏に神鳴流は仕えたかどうかは不明(素子は景太郎がアメリカへ留学にいくときに晴明神社の護符をあげていた)ですが、可能性は高いです。
安倍氏は古来阿部氏(阿部比羅夫、阿部仲麻呂)の系統で高い身分です。
また藤原から武士になった可能性もあります。藤原氏は元は中臣氏であり神道です。神鳴流も神道系でないかとおもわれます。
というこてで平安説の中に
1.滝口の武士等貴族を守る武士
2.藤原氏から武士になった
という二つの説が入り交じった説が有力でないかと考えます。
そして神鳴流の創始者やその子孫も神鳴流をまだこの時は名乗りません。
室町以降、この武士団は流派を形成し、神鳴流を名乗って行くわけです。
こうすると①の室町説は弱くなってきます(笑)そして平安説の決定打が神鳴流剣士は好んで野太刀をつかうということです。
野太刀は聞こえが悪いので太刀にしますが太刀は平安〜鎌倉に栄えました。
この時代まで長い刀が流行でした。
その点を考慮すると平安時代に神鳴流の基ができたというのが正しそうです
神鳴流について
aaacafeのアカウントを消失してしまったので、こちらで
ま書こうかと思います。
http://f41.aaa.livedoor.jp/~negima/01.htm
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